さまざまな心の病
こころの病には、躁うつ病以外にも実にさまざまなものがあります。
その代表格が「神経症(しんけいしょう)」,ノイローゼです。神経症というのは、何らかの身体的な病気(脳の障害など)の原因がみあたらないにもかかわらず、心身の機能障害を起こす状態です。
心因性精神障害ということになります。 どのようなものがあるのか、チェックしてみます。
スポンサードリンク
神経症は、その症状から次のような幾つかに分類されます。WHO(世界保健機関)では、症状から10に分類しています:不安神経症、ヒステリー、恐怖症、強迫神経症、抑うつ神経症、神経衰弱、離人神経症、心気神経症、そのほかの特異な神経症、非特異型神経症、です。
特にそのうち代表的な8つについて以下にその特徴を記述します:
〇不安神経症・・・漠然とした不安から死への恐怖や苦しみが起こり、激しい動悸や息苦しさに襲われます。
〇ヒステリー・・・こころのゆがみや葛藤が、人前で突然、身体症状や神経症状としてあらわれます。
〇強迫神経症・・ある考えや不安が、ひとりでにおこってきて、抑えきれない症状をいいます。
〇抑うつ神経症・・・悲哀、不安、焦燥感などの症状を伴い、慢性のうつ状態が続きます。
〇離人神経症・・・自分の人格の変化を感じたり、すべてに非現実感をもったりする自己喪失症状があります。
〇恐怖症・・・他人や、高いところ、広いところ、閉めきったところ、乗り物などに強い恐怖感をもちます。
スポンサードリンク
サイト内関連記事
- イミプラミン
- うつ病、特に単極型うつ病に用いられる薬物療法は、抗うつ薬によるものが主です。なか......
- アミトリプチリン
- 「抗うつ薬のなかでも比較的鎮静効果に優れており、うつ病のなかでも睡眠障害や焦燥感......
- 季節性感情障害
- うつ病のなかには、季節によって症状が出たり、または重くなったりするものがあります......
- 不安神経症
- 精神医学では、さまざまな心の病気を、内因性のもの(躁うつ病や統合失調症(かつての......
- 器質性精神障害
- 躁うつ病や統合失調症(かつては、精神分裂病と呼ばれていた疾患)は、はっきりとした......
- 精神療法
- 精神病(神経症も含めて)の治療には、抗うつ薬や抗不安薬といった薬による薬物療法以......
- 抑うつ神経症
- 躁うつ病は、内因性の精神障害の代表であるのに対し、それよりも症状が軽く、環境の変......
